y

イベントメモ「【ヒト・コト ゼミ】マーケティング視点を取り入れた、応募の絶えない採用サイトとは?」

先日参加したセミナーの学習メモと、感想です。

【ヒト・コト ゼミ】マーケティング視点を取り入れた、応募の絶えない採用サイトとは? | セミナー | 株式会社プロフェッショナルバンク

1. 企業は採用サイトに力を入れるべきか

採用情報の発信プラットフォームが多くある(求人媒体やSNSなど)中でも、自社サイトを持つ価値はある。

  • 外部のプラットフォームでは、他社との力関係が働き選ばれない。オリジナルの情報発信の必要性
  • 情報の出し方に制約がない。採用戦略として、他社との差別化ができる

Q. 採用サイト制作の費用はどれくらい?
A. 企画やライティング、撮影含めて、フルスペックで1000-1500万くらい。紹介などでも結局そのくらいかかったりするので、ペイする。

2. 採用サイトの課題

マーティング視点の欠如。市場にいる求職者の目線ではなく、企業視点で作ってあるので、機能していない場合が多い。

Q. 中途/新卒でそれぞれユーザー視点というのは違ってくるのではないか?
A. いろんな属性の人がいろんなタイミングで見るのが現実。だから、

  • 属性に合わせるのではなく、どんな属性の人でも使えるように
  • さまざまな流入経路がある前提で、ナビゲーションをしっかり設計する

3. 採用サイトを成功に導く9つのポイント

根本的にはユーザー(求職者)を知ること。 具体的な改善策の前に、入社2-3年目の社内メンバーにアンケートを行うのがおすすめ。現状の採用サイトのどんなところが良い/悪いか、どんなタイミングで見たかなど。実際のユーザー心理や行動を把握することが大事。

①募集要項を一番目立つ場所に置く

当たり前のようで意外とやってない。「募集要項」というラベリングになってなかったり。FV、グロナビに一番目立つように置く。

ユーザーテストをやってきた結果、ユーザーがまず見るのは募集要項だとわかった。 求職者はまず条件を見て、自分に合うかをチェックしてから、他のページを見始める。

②不安解消系コンテンツを先に見せる

理念より前に、会社の健全性を見せてあげる必要がある。採用サイトはポジティブな情報ばかり見せがちだが、求職者としては不安の方が大きい。安全な環境か、就業時間は健全か、などの情報は面接で聞くことができない。この不安をサイトで解消する。実際、これらの部分が、最終的な意思決定の大きなポイントになっている。

③企業理念などをの美学を最初に押し付けない

求職者としては「だから何なの」になってしまう。元からその会社にものすごく入りたい人以外には魅力にならない。実際のユーザーがこういう部分にタッチするのは本当に最後になる。

④無名企業が有名企業の真似をしない

有名企業は理念ベースの価値訴求をしている場合が多いが、どこの何をしているかわからない会社が同じこと(見た目の派手な・エモーショナルな訴求)をしても、心に残らない。ユーザーからすれば、こういうかんじのよく見るな、でスルーされてしまう。会社の実情・立ち位置に合うか、与えたいイメージと合っているかを考える。

⑤企業にとって都合が悪い話も正直に載せる

求職者ニーズとしてかなり大きい。普通採用サイトには載せないことも載せる(残業どのくらいか、など)。プロモーション的な戦略としても、差別化ができる。求職者の信頼につながるコンテンツになる。

⑥抽象的なポエムを書かない

大企業のように何をやっている会社かわかっている会社ならいいが。抽象的なミッションなどの話ではなく、まずはきちんと、評価制度や待遇、事業などの情報を伝える。

⑦転職サイトを上回る量と質のコンテンツを置く

せっかく自社ドメインで展開するのだから。ベイジで制作した案件では、最低でも30ページ・各3万字くらいのコンテンツを出している。

リモートワークが一般的になってきた今、勤務条件や働く環境に関する情報は厚めに載せてあげる必要がある。

Q. 動画コンテンツは使えるか?
A. 位置付けとしては、興味が高まってから見るものなので、社員インタビューを文字起こしテキストとともに置いておいてあげるなど。テキストで伝わらない穏やかな話し振りなどを伝える、という用途では効果的だろう。興味喚起のためという使い方はお勧めしない。
動画の一番の問題点は、5分とか10分使って見終わって何の情報を得られるのかがわからないこと。 重要な情報を動画の中に閉じ込めてしまわないように気をつける必要がある。

⑧派手な演出で誤魔化さない

有名企業とかではない限り。募集中かどうかなど、基本的な情報がきちんとわかるように。 採用サイトは、入ろうかどうか迷う人向けに作っておいた方がいい。

⑨社員や職場の自然な日常を伝える写真を使う

文字だけでは伝わらないことが多い。自分が働く将来のイメージを、できるだけたくさん伝える。演出がかったものは求職者が求めるところではない。

Q. 実際のサイトでは何枚くらい使っている?
A. 30-40枚は使っている。プロのカメラマンを使うべき。写真のクオリティで応募率は全然変わってくる。

4. SNSとオウンドメディアの相乗効果

採用サイト事態に認知の機能はないので、採用サイトやエージェント、SNSなどで認知を行う。流入経路が変わらなければ、アクセスは増えない。自社の採用サイトは、SEO1位だったけど月3人CVするかしないかだった。

感想

9つのポイントのところは、聞きながらフフ…となってしまいました。うちの採用サイトでいくと、「②不安解消系コンテンツを先に見せる」「③企業理念などをの美学を最初に押し付けない」「⑥抽象的なポエムを書かない」のあたりは確実に改善できる部分だと思います。