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イベントメモ Build.Lunch Session Vol.13 プロダクト開発はチームスポーツ 〜UXとアジャイル開発の共存〜

コンパスから参加したイベントのメモです。アジャイルでのプロダクト開発成功のためには、の心得。

"プロダクト開発はチームスポーツ 〜UXとアジャイル開発の共存〜" - connpass

学びメモ

1 専門領域からはみ出す

ベン図でビジネス/デザイン/エンジニアリングのそれぞれの職域・専門領域を分けるのは理解しやすいけど、その箱の中に専門性を持ったメンバーをぽこっと入れるだけではチームにならない。自分の専門領域に固執せずに、コミュニケーションを取っていくのが大事。

2 プロダクト開発の成功には、「チームである」ことが絶対

Q. 各領域間のロールの振り分けやすり合わせは、同じ組織内にメンバーが揃っていないと難しいものか?

A. 同じ組織であるかどうかに関係なく、プロダクト開発の成功には、「チームである」ことが絶対。「チームである」の内訳は、①目標が共通認識になっていること②責任/役割の範囲が共通認識になっていること。これらはコミュニケーション(一緒に手を動かして視線を合わせる)によってなされる。

3 メンバーが受け身にならない環境づくりが大事

  • 責任の所在は個人ではなくチーム
  • 個人の活動範囲を限定しない
  • コミュニケーション、振り返り、改善
  • 継続的に学習する文化をつくる

感想

「プロダクト開発はチームスポーツ」というタイトルどおりの内容でした。途中、リサーチフェーズでのエンジニア参加の必要性として設計上の制限を知るためとかも話されてましたが、最終的には、一緒に手を動かして目線を合わせる、チームとしてのコミュニケーション、というところなのかもと理解しました。ベン図でビジネス/デザイン/エンジニアリングの3領域の図、よく見るやつですが、その境界を越えるというよりは、境界を溶かして一体のものにしていくのが大事なのだなと思いました。